9月30日から10月2日にかけて、ビーチテニス全日本選手権が東京の有明コロシアムで開催されました。
この大会に出場することを目標にこの一年間、ペアの藤木さんと西日本の国内大会に出続けJTAのポイントを稼いできた結果、念願の全日本選手権出場を勝ち取りました。
初出場、初勝利を目指し望んだ初戦は、ビーチテニス界のレジェンド杉田高章選手と長身の福室駿介選手との対決でした。
結果は3−6、4−6のストレート負け。セカンドセットは3−0リードからの逆転負けとなり、非常に悔しい思いをしました。
テニスと同様、サービスキープが大事だと実感する試合となりました。
初日の初戦で西日本勢は男女全滅。。
関東勢の洗礼を受けました。
二日目は朝から大森ふるさとの浜辺公園でビーチテニスの練習を行いました。
街中にこの真っ白なサラサラな砂のビーチテニスコートが3面、センターコートが1面ありました。岡山にもあればいいな〜
練習していると日本ランキング4位の平木佑典選手と日本ランキング9位の川北光記選手が登場!大事な試合前にゲーム練習をしてくれました。
昼からは有明に行き、試合観戦しました。
トップ選手たち同士の白熱した対決は、非常にテンポが早く浮いたボールが上がれば、ダイナミックなショットでエース!最後までどちらが勝つかわからない戦いは、観ていてかなり面白かったです。
特に女子の準決勝の大谷・本間ペアと大塚・柴山ペアの対決は、息を飲むほどの長いラリーに手に汗握る緊張感。テレビで放送すれば、ビーチテニスやりたい人が確実に増えるのではないか!と思えるほど、すごく感動する試合でした。
3日目は男女の決勝戦!
男子決勝は
全日本選手権4連覇中の
相澤幸太郎選手と山本直晃選手
VS
超攻撃的なプレーで観客を魅了する
鶴岡大督選手と郷田哲選手
ファイナルセットまでもつれた試合は後半から勢いが止まらなかった鶴岡選手と郷田選手のペアが初優勝!!
女子決勝は
前回優勝の
大谷晶子選手と本間江梨選手
VS
前回準優勝の
宮坂みさ選手と高橋友美選手
高さのある宮坂選手とどこからでも強気のスマッシュを打つ高橋選手が前回のリベンジを果たし、優勝しました。
4日目はついに楽天オープンG3$2500が開幕!!!
僕たち藤木・山田組は16ドローの16番目にギリギリ滑り込んで出場ができました!
初戦の相手は猪瀬選手と大野選手
1st 3−6
2st 6−2
3st 6−4
セットカウント 2−1
楽天オープン初戦ギリギリ勝つことができ、関東での初勝利となりました!
5日目は楽天オープン2回戦
2回戦の相手は第3シードの相澤選手と土肥選手
完全にチャレンジャーとして望んだ一戦、会場の多くの方々の応援もありベストなプレーを続けることができ
1st 3−6
2st 6−3
3st 6−4
セットカウント2−1で勝ち、なんと楽天オープンでベスト4に!!
格上の有名選手に勝つことは初めてで試合が終わった後も勝てたことが信じられず、しばらく手が震えていました。
藤木さんが泣いていて、もらい泣きしました笑
準決勝は第1シードの日本ランキング2位(世界34位)の川島進選手と世界ランキング28位のIoannis Dimopoulos選手との対決!
外国選手と戦うのはビーチテニスを始めて初めての経験!
ヤニス選手を狙う勇気はなく、川島選手を狙おうと決めていましたが、それでも日本で2位の格上・・・。
1st 4−6
2st 2−6
セットカウント0−2
1stはチャンスはあったものの活かしきれずに落としてしまい、そのまま押し切られました。
ただいい経験になりました。
ヤニス選手にアドバイスをお願いすると「もっと試合に出ろ!」と言われました。
確かに・・・圧倒的に経験不足。
関東の世界で戦う選手たちのスピード、技術力は、西日本の選手とは正直レベルが違います。
今大会で関東の上位の選手たちと試合ができたし、空きコートで練習してもらったりすることで、とてもいい経験となりました。
この経験を生かし、これから西日本のビーチテニス界のレベルアップに貢献しおたいと思います。
関東に追いつけ追い越せ!世界に追いつけ追い越せ!
来年こそは、全日本選手権で勝つぞ!
全日本選手権女子の部には
岡山理科大学3年生
小長井沙矢香選手(写真左)も出場しましたが、
対戦相手の巧みなボールコントロールに苦しみ、初戦敗退となりました。
ダイエットをしてもっと動けるようになるそうです。笑
10月6日からは楽天オープンG1$10000が開幕しています!
残念ながら藤木・山田組はITFポイントが足りないので出場できてないです。。
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ライター 山田
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